2015年、2025年を前に  
『高齢化』はあなたのマチにも 
Population Problem Servey
・日本の「高齢化率」は、2010年(国調)時点で、既に23.0%と『超高齢化社会』の状況に達しておりますが、全国でおよそ800万人を数える『団塊世代』(1947~49年生)が65歳に達する2015年にはその割合が26.8%と、10年後には30.5%に達すると予想されております。つまり、4人に一人が高齢者となっている現在(2013年以降)から20年後には3人に一人へと増加するとされています。
また、同世代が75歳に達する2025年には、「後期高齢者」の割合が急増し、18.2%を占めると予想され、その後も増加を続け、2040年には20.7%(5人に一人以上)に達するとされています。
・高齢者の増加は、労働力の中心を占める「生産年齢人口」(現役世代)の負担の増加につながるだけではなく、高齢・老齢化に伴う体力・知力の低下による自立度の低下、
健康状態の低下等に伴う、医療費、介護費の増大等による負担増や財政問題、また、孤独死、介護難民、情報・交通難民等々の社会問題や経済活動の低下に伴う地域活力の低下など、いろいろな問題の発生が懸念されています。
私どもは、「2015年」、「2025年」を中心とした「高齢化問題」が、個々の市区町村において、どのように進展し、他の団体と比べてどのような状態にあるのか、知っていただくことにより、今後の地域づくりの参考にしていただければと考え、次のようなデータを取りまとめてみました。
 *社会保障・人口問題研究所発表の『市町村別推計人口』により、2010年と2015年、または2025年及び2040年の『高齢者』データを、「2015年問題」及び「2025年問題」に関連するデータとして取りまとめました
註:札幌、仙台、千葉、横浜、川崎、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、北九州、福岡各指定都市については、区別データ 
Ⅰ:『2015年問題』  Ⅱ:『2025年問題』  
 1:『高齢者(65歳以上)割合』上昇      2:『高齢者(65歳以上)増加率』上昇     1:『高齢者(75歳以上)割合』上昇  2:『高齢者(75歳以上)増加率』上昇 
表1:『高齢化率』団体分布推移
表2:『市区町村ランク』上位(50%以上)
表3:『市区町村一覧』(全国順位付) 
表1:『高齢者:増減率』団体分布推移
表2:『市区町村ランク』上位(150以上)
表3:『市区町村一覧』(全国順位付)
表1:『高齢化率』団体分布推移
表2:『市区町村ランク』上位(33.3%以上)
表3:『市区町村一覧』(全国順位付)
表1:『高齢者:増減率』団体分布推移
表2:『市区町村ランク』上位(200以上)
表3:『市区町村一覧』(全国順位付)